診療内容 > アロマセラピー外来

平成16年7月から英国IFA認定アロマセラピスト、日本アロマセラピー学会認定医の資格をもつ助産師によるアロマセラピー外来を開設致しました。産科・婦人科に問わず、その方の症状に合わせた治療を代替療法として行っています。まずは医師による診察をし、その後ご希望のある方、投薬による改善がみられない方、興味のある方にお薦めしています。また、当院では100%天然のオイルをお分けしています。お気に入りの香りを身近に感じることは日常のストレスからも開放され、リラックスした状態へと導いてくれます。
まだ日本ではアロマセラピーは医療用としては認可されていません。海外では総合病院にもアロマセラピストが常時おり、オイルが医療用として積極的に用いられています。

***家でアロマを楽しみたい方へ***


●まずは、パッチテストを必ず行ってください。
当院でお分けしているアロマオイルは100%天然であるため、アレルギーが起こりにくいのが特徴ですが、体質や製油の性質によっては接触アレルギーを起こす場合があります。医療用の各種精油を使う前には最初に必ずパッチテストを行ってください。

<パッチテストの行い方>

前腕内側に精油を1滴たらし、30分後に判定します。
かゆみを伴う紅斑とそれに続く膨疹が出ればアレルギーがあるということです。

<基本的な使用方法>

精油はそれぞれ症状によって決定するため、全ての精油が次に挙げる方法に使えると限らないため注意してください。

1.アロマポットを使う
精油の芳香物質を拡散させるための専用の器具をディフューザーといいます。電気式のタイプは安全かつ効率よく芳香物質を拡散させるため、キャンドル式のタイプのアロマバーナーよりもいいでしょう。
2.ハンカチやティッシュにつける
外出時などに簡単に使用できる方法です。ピロケースにつけることも1つです。ただし精油をつけた部分に直接肌が触れないに注意してください。
3.コップやボウルを使う
コップやボウルに熱めのお湯を入れて精油を2〜3滴たらすと、熱によって揮発し芳香が広がります。急ぎのお部屋の匂い消しにも効果があるようです。
4.バスタブに入れる
バスタブに2〜5滴入れます。精油はお湯には溶けないのでよくかきまぜてください。全身浴、半身浴ともにぬるめのお湯にゆっくりつかりましょう。この使用法はパッチテストをしていないご家族の方に注意が必要です。また小さなお子さまのいらっしゃるご家庭ではバスタブでの使用は避けた方がいいでしょう。
5.ハンドバス
洗面器にやや熱めのお湯を張り精油を2〜3滴たらします。10〜15分マッサージしながら手を温めます。手荒れやむくみ、冷えなどに効果的です。
6.フットバス
深めのバケツにやや熱めのお湯を注ぎ精油を3〜4滴たらします。15〜30分足を温めます。足の冷えやむくみ、水虫や足のにおいなどに効果的です。
7.吸入・蒸気浴
洗面器に熱いお湯を注ぎ精油を2〜3滴たらします。タオルを頭からかぶって洗面器に顔を近づけ目を閉じ10〜15分おきます(10分ほどで毛穴が開きます)。吸入の際はゆっくりとその状態で10分くらい深呼吸します。肌荒れ、ニキビのケア、鼻水、鼻詰まり、咳などに効果的です。
8.湿布
精油を1〜2滴たらしたお湯やお水でタオルをしぼり、疲れや痛みを感じる部位に当て10分おきます。眼精疲労、目のかゆみ、肩こり、腰痛に効果的です。
9.うがい(※ティートリーのみの使用方法です)
コップ1杯の水に精油を1滴たらしうがいをします。
10.マッサージ
精油だけでマッサージはできません。他にスイートアーモンドオイルやホホバオイルといったキャリアオイルと混ぜたものでマッサージします。キャリアオイルにも肌に合わないものがありますので注意して使用してください。

<医療用で用いられている例>

●ラベンダー
鎮静・鎮痛(ストレス、不眠、神経過敏、高血圧)、肉芽形成促進、抗菌・抗ウイルス(創部消毒)、通経(過少月経、月経困難症)など、こんなにも多くの効果があるといわれています。

<不眠でつらいという方に>

睡眠薬は使いたくないという方にお薦めしている方法です。寝る前ピロケースに1滴ラベンダーをたらします。100%の純粋なオイルであれば、翌朝までラベンダーのやさしい香りが持続します。アロマポットをお持ちでない方もいらっしゃいます。まずは簡単にできるそんなことから初めてみるのもいいかと思います。

●ペパーミント
強壮刺激(血圧上昇)、鎮痛(頭痛、乗り物酔い)、抗カタル(鼻閉)、精神刺激(うつ)などに効果があるといわれています。

<乗り物酔いがひどい方に>

酔い止めの薬を飲んでも効かない方が結構いるようです。そんな時お薦めしているのが、ハンカチやティッシュペーパーにペパーミントのオイルを1滴たらし、バッグの中へ忍ばせておきます。時々それを顔に当て、大きく深呼吸します。車で旅行へ行くことができなかった方に喜ばれた方法です。

●ローズ
皮膚組織強壮(美肌効果、しわ)、通経(月経前緊張症、月経不順)、催淫、精神的強壮(抑うつ)などに効果があるといわれています。

<しわやたるみ、乾燥肌が気になる方に>

アロマの使い方に慣れた方は、自分でマッサージをすることもできます。エッセンシャルオイルとキャリアオイルを交ぜて顔やボディにマッサージします。肌の老化予防などに効果をもたらします。

●ティートリー
抗菌・抗ウイルス・抗真菌(インフルエンザ、創部消毒、水虫、カンジダ膣炎)、花粉症、アトピーなどに効果があるといわれています。

<風邪をひきやすく、治りにくい方に>

コップ1杯の水にティートリーを1滴たらしうがいをします。のどのはれや痛みなどに効果があり、毎日うがいをすることで風邪予防にもなります。

これらはほんの1例にすぎません。まずは自分の好きな香りから試してみると簡単に体験できると思います。できれば薬を使いたくないという方、逆に薬を長く使っていてもなかなか効果の出ない方は、ぜひアロマの効果を試してみてください。

<アロマセラピー療法は次のような症状に用いられています>

・生理痛 ・冷え性 ・むくみ ・不眠
・更年期障害、心身症(ベーシック障害)(ほてり、発汗、頭痛、肩こり、動悸、めまい、うつ、情緒不安定など)
・ダイエット ・ストレス ・便秘 ・おりもの ・膀胱炎 ・膣炎
・肌の老化(しわ・たるみ) ・マタニティ期のトラブル(つわり、妊娠腺予防、妊娠ブルー) etc

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